履歴書を書く
履歴書は採用担当者に「会ってみたい」と思わせる第一歩
履歴書はすでに決まった書き方があり、市販の履歴書にも見本がついている場合がほとんどです。
それでもどのように書いて良いのか迷ってしまう部分は多々あり、日々求職者の方からトライアローにも多くのご質問、ご相談が寄せられます。
その中でも多くの人が迷われるポイントをピックアップしました。
職歴欄に派遣やアルバイトの経験を書いても良いですか?
正社員・契約社員・派遣社員としての就業経験は全てご記入ください。アルバイト経験は通常記載はしませんが、学校卒業後のフルタイムのアルバイトや、応募先の仕事内容に関連する場合、長期に渡って責任ある業務を任せられた場合などは記載しましょう。
派遣での記入例
年 |
月 |
学歴・職歴 |
平成26 |
10 |
株式会社○○より株式会社△△へ一般事務業務で派遣 |
平成27 |
10 |
派遣期間満了につき退職 |
アルバイトでの記入例
年 |
月 |
学歴・職歴 |
平成26 |
10 |
株式会社○○ アルバイトとして入社(平成27年10月末まで) |
|
|
××店配属 職種:△△業務 |
職業訓練校に通っていたときの書き方を教えてください。
学歴ではなく、職歴として記載します。基金訓練も同様です。
記入例
年 |
月 |
学歴・職歴 |
平成26 |
10 |
一身上の都合により同社を退社 |
平成26 |
11 |
職業訓練校○○コース入校 |
|
|
△△スクールにて、PHP講座を受講 |
平成27 |
3 |
職業訓練校○○コース修了 |
※職業訓練校の名称と、何のコースに通ったかをわかるように記載しましょう。
職務経歴書を書く
職務経歴書作成のポイント
履歴書を作成したら、今度は職務経歴書を作成しましょう。履歴書があなたのこれまでの経験の概要だとすると、職務経歴書はその詳細部分、つまりあなたの実務能力をアピールするものです。履歴書と違って決まったフォーマットがなく、自由に作成できます。
Word等のPCソフトを利用し、2~3枚程度にまとめて作成するのが一般的です。見やすいレイアウトを意識して作成しましょう。
職務経歴書作成の手順
過去・現在・未来の時間軸にわけた自分のスキルの棚卸しから始めましょう。
過去=これまでの職務経歴
- これまでの職務経歴を「いつ」「どこで」「どのような仕事」をしたのかをベースに、箇条書きにします。
- 実績、改善できたことなどを具体的に書き出してみましょう。
- その成果のために工夫したこと、心がけたことなどを具体的に思い出してみましょう。
現在=今の自分にできること
- 過去に経験した業務で得た知識や経験を箇条書きにします。
- 保有資格や専門分野の知識はもちろんですが、仕事への取り組む姿勢や能動性などと言った社会人基礎力となるスタンスについても書き出しましょう。
<Point>
採用担当者は現在のあなたのスキルにも興味がありますが、その仕事を始めたばかりの頃から現在に至るまでの伸び幅にも注目しています。
未来=今までの経験をどう活かせるのか
- 過去の経験を通して得た現在の知識やスキルを使って、どのように応募企業の役に立てるかをアピールします。
- これまでの業務で得たスキルと応募先企業で求められるスキルの類似性を具体的にアピールするとより効果的です。
トライアロー Advice!
- 職務経歴書は、表組等を使って整理されたレイアウトを意識しましょう。見やすさはもちろんですが、PCスキルのアピールにもなります。
- 「私にはこんな能力があります」というアピールも良いですが、元上司や同僚など、第三者からの客観的な評価を引用するなどしたら説得力が増します。
- これらの情報をすべて網羅したマスターシートを作り、応募先企業に合わせて必要事項を取捨選択し作成すると便利です。